名盤アワー(クラウドベリージャム 1995)
先日来、一部マニアをさわがせているクラウドベリー・ジャムの1ST アルバムです。(真ん中の赤い人、よくみると「男」です!なんのイミが…)
95年でしたか後輩が「加藤さん、今一番シブヤの女子高生に人気の歌ですよ」って紹介してくれたのがカーディガンズの「カーニバル」で、その年ロンドンのカムデンを歩いているとで不意に流れてきてスウェーデッシュ・ポップに目覚めたわけです。
しばらくしてクラベリを知るのですがその若さに似合わぬジャズっぽいフィーリングに秒殺されたわけです。僕の大好きなオルガンや木琴鉄琴もまた涼やかに’95~’96のクソ暑夏も乗り切った記憶があります。
翌’96の次作「雰囲気作り」もよいのですがややジェニー嬢のソウル好きが高じてきているためいわゆる「カフェっぽさ」とか「シブヤ系度」は本作が上回ります。全曲どっから聴いてもイイ感じになれるジツにさわやかかつロック界ではまったく評価の対象なっていない大傑作です。多分、2015年頃には90年代ブームがおこりCD高騰したりして!
これを機会に当時のエッグ・ストーンやコメダ、ベア・カルテット、ブリスフルなど無作為に聴いてみてください。英米モノにはない「イエイエ感」横溢です。どこかひんやりしつつ懐かしい響きを醸すのも彼らの共通点ですね。
この年、福岡で前座がエッグストーンで(!)メインがクラベリというジツにお得なライブ観れたのが自慢です。