いよっ!黒さん!待ってました日本一!
T中くんたちが寒い中、朝早くから並んでくれたおかげでかぶりつきでパレードを観れた。親切な彼らは好意に甘え最後に現れた不熱心なファンの僕に折り畳みのイスまで勧めてくれるけど高倉健さんの伝説よろしく断ったらみんな座らなくなりこれまた恐縮。
思えば41年前は初優勝のパレードの価値がよく判らず安佐南から平和大通りが果てしなく遠く思えて横着した結果の翌朝の中国新聞の一面にクラス1の人気者が満面の笑顔で抜かれており更にアイドル化し内心地団駄踏んだ記憶があるけどきのうはその積年の恨みを晴らしたね。
沿道にはひさしぶりの凱旋を表すように遺影を掲げた人や涙に暮れる人、沿道のマンションやホテルからてを振る人、人、人、オープンカーが去った後は皆、球場での報告会の券を持っている人は球場に、いないひとは自宅のテレビに直行だ。土橋の電停に人が入りきれない。インドでよく観た光景だ。
それにしても最後まで漢を貫いたのは黒田だろう。演出を嫌う彼のとった行動は感動的で美しいものだった。これは現場にいたかった。あと41年待てばこの恨みがはらせるのだろうか。。
お疲れ様。かっこよすぎるぜ。男の中の男。平成の、広島の健さん。黒田さん。
大谷の記録はまるで漫画のようだが、黒田の野球人生はまるで映画のようだ。
義理を通した黒田
野球とファンを愛した黒田
カープファンじゃ無くても忘れられない選手ですね。
黒田さんはカープファンを世界一のファンと言ってくれますが、我々はカープこそ世界一のチームだと思ってますよ。黒田さんのピッチングはもう見れないですけどその想いやスピリットは永遠ですね
10年前、カープがBクラス常連の頃、ただ一人Aクラスの球団に立ち向かってバンバン抑えて完投していっている姿は他球団ファンが見てもシビレた。広島ファンからしたら神様みたいな人なんだろうなぁ
このご時世、弱きを助け、強きを挫く。世の中、お金ではない。ということを体現した男の中の男。お疲れ様でした。
跪く黒田の先に、野球の神様が労っている姿が見えた気がした。
名選手の引退時のコメントは「家族や球団に感謝したい」というひとがほとんどだけど黒田はいつでも最初に「ファンのため、ファンのおかげ」と言うね。プロ野球=興行=ファンあっての職業野球という本質が解っている数少ない選手。本当に惜しい。またいつか日本球界にかえってきてください。
少なくとも、親から子へ涙ながらに受け継がれるような筋金入りの広島ファンの間では、野球がある限り語り継がれる偉大な漢の引き際となったのでは。映画でもこんなラストシーンは撮れない。
by qprqpr
| 2016-11-06 11:00
| イエイ・スポーツ(イエスポ)
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