鯉の季節
ま、最近では春先から大借金を背負って100試合以上残してあとは消化試合という年もあることを鑑みれば、貯金「6」だなんてあまり持ちなれない大金を手にするとロクなことがないが半数が新人監督でもあり他球団も弱い今年は石にかじりついても頂上を獲らなければ還暦過ぎたようなオールドファンにはもう時間があまりのこされていないことに気づくだろう。ありがたいことにどん底の巨人さんが相手。あしたもきっちりいただいて心身とも余裕をもって交流戦に入りたい。
しかしマエケンに逃げられ大瀬良の離脱もあって誰がこの躍進を予想しただろう。あの極貧打線が12球団1の重量打線。まさにビッグレットマシンの再来を予感させる打ちっぷりだ。石井コーチも鼻が高いだろう。(記者は昨年まで在籍した新井さんのおかげだと思っている)今年は新井、エルドのベテラン陣が元気なことに加え、誠也、安倍、磯村の成長も大きいね。ルナもなかなか復帰できないだろう。野間や薮田など昨年組もがんばれ。
あとは登板過多の中継ぎ陣のやりくりが命題だね。ヘーゲンズ、ジャクソンは連投がききそうだが怪我もちの一岡、中田あたりが戻ってをうまく回せれば、、鬼門の交流戦を5割で乗り切れば、、となにかと注釈が多いが四半世紀ぶりのペナントが見えてくるだろう。あとは早めにルーキーたちや九里ら若手に勝ち星をつけてやること。福井も下でもう一度作ってくること。あとは初優勝時以来のファンの熱気が後押ししてくれるだろう。ここまで出来の悪い馬鹿息子を溺愛する親もいないのだから。
*本稿は球団HPに投稿されます。